ライフオーガナイザー

片付けられない脳

ライフオーガナイザー

7月 JALO(日本ライフオーガナイザー協会主催)カレッジ講座

不自由な脳になってわかった片づけ後に動けなくなる理由
〜LO(ライフオーガナイザー)が知っておきたいクライアントの体調の変化
講師:文筆家 鈴木大介 氏

こちらは、ライフオーガナイザー向けに毎月開催される

オンラインスキルアップセミナーです。

2022年1月から毎月参加していますが、

いずれの講座にも先輩方はじめ

熱心なライフオーガナイザーの皆さんが多数参加。

特に10年以上活躍されてる方も受講され目を引きます。

さらにZOOMのブレイクアウトルームでご一緒すると、

先輩LOからFB友達申請を頂きます。

最初のうちはびっくりしてしまい、

お礼と喜びを伝えることで精一杯でした。

年は取っていても、

新米Loなのでとても嬉しいです✨

前置きが長くなりましたが、

皆さんこちらの本をご存じですか?

発達系女子とモラハラ男 鈴木大介著

衝撃の「妻の布ナプキンを洗う夫」記事で
Twitterトレンド入り!した話題の本です。

https://www.shobunsha.co.jp/?p=6185

 

「片付けができない人」が存在することを知らない人が多いそうです。

片付けられない=探せないこと

物・情報が輪郭を失っている(たくさんのものがひと塊になって見える)

こんな状態にあるそうです。

親のしつけ問題、本人がだらしがない、時間がない、面倒でできない。

健常者が思う理由で、叱咤激励し傷つける

負のスパイラル状態がこの世の中の現状。

先天性の発達障害

外傷による高次脳機能障害

認知症など

片付けたいものを選び取れない状況が、

意図せず起きている脳の状態です。

講座の中で「情報が輪郭を失う」疑似体験をしました。

https://apprev.smt.docomo.ne.jp/quiz/quiz-232042/

docomo dアプリ&レビューより引用

同じ漢字が並んでいるように見えますが、

実は1つだけ違う漢字を見つける。

この状態で物を探して片づけているイメージ。

私は想像がつかないしんどさ、果てしなさを感じました。

片づけられない脳が引き起こす特徴

1.「易疲労性」(いひろうせい)
通常より疲労を感じやすい体質でもあり
周囲から理解され辛いので本人にはしんどい状態。

2.「脳性疲労」
脳を使いすぎることで、脳に炎症(活性酸素)を蓄積させてしまう状態
健常者は少しずつ疲労を感じるそうですが、
脳の機能障害があると、スウィッチのOFF状態になり、一切脳を使う作業が不可能になるそうです。

3.「認知資源」
注意力や集中力が必要な作業を行うと消耗する、脳が使える資源のこと
この資源量も少なく補給することも時間がかかり、睡眠でチャージするそうです。

著者の鈴木大介氏からライフオーガナイザーへお願いがありました。

 

相談に来ている時点で、健常者には分からない辛さであること
片付けられない脳でたくさん頑張って、
誰よりも頑張ったけど<できなくて
他者から叱責されてきていること
一番辛いのは出来なかった本人、
これを受け止めて最初にねぎらってあげてください。

私はこの講座を受講して、知識がなくわからないでは

済まされないと痛感しました💦

片付けられない=探せない脳  

を持った方でなくても、

ライフステージの変化やストレス、

時間がなくて片付けられずに相談に来られる方も

きっと同じくらい苦しんでいるはず。

片付けのお困りごとや、問題になっていることを

しっかり五感を研ぎ澄まし伺えるように、

ライフオーガナイザー1級のテキストをまた読み返しました。

資格を取得してからも学びは続きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

日常生活に追われた生活から一歩前に抜けだし、
自分の時間をつくり
自分のやりたいことをする
人生を豊かにしたい人をサポートする
名古屋のライフオーガナイザー🄬栗賀 慶子です。

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