【実家の片づけ、後回しにしていませんか?】
私の父は、近所で一人暮らししています。83歳の父が安全に、快適に暮らせるように日々サポートしています。
片付け講座の質問で多いのが「実家の片づけ」。でも、どこから手を付けたらいいかわからない…という方の質問をよく聞きます。
この記事では、私自身の体験と片付けコンサルの視点から、
我が家の父を例に「実家の片付け」に必要な考え方と具体的なステップをわかりやすくお伝えします。
\ お問い合わせ /
1.実家はものが多く、片付けると親とぎくしゃくする
実家の片付けは心の整理でもあり、親の気持ちに寄り添うことが成功の鍵とです!
小さなスペースから始め、価値観を尊重しながら進めるのがポイント。親子の関係を壊さずに片付けを進めるサポートが大切ですね。片付けのコツを知ることで、あなたの実家片付けのヒントになれば幸いです。

2. 実家の片づけが必要な理由とは?
この2つが大きなポイント👀
✅高齢の親の生活動線を見直す必要性
✅転倒・火災・認知症対策としての片付け
日頃、生活するスペースが「安全で・楽に・探し物が少ない空間」を意識しました。
3. 生活スタイルを理解することから始める
価値観は親子でも違う・片付けのコツはここ!
🌸「快適」は人それぞれ。本人の意見を尊重する
🌸思い出やこだわりのあるモノへの配慮
※出典元:レタスクラブ
親子で取り決めたことはこれだけ
食事:外食が基本。週末は私たちと一緒に食事(父の希望のときのみ)
洗濯:洗濯機の操作を覚えてもらい、3日に1回
掃除:父はやらない。週末に私が掃除
ものが減り、家で食事をしないことで片付けが驚くほど楽になりました。
父にとって快適な生活です。
近所にはランチ営業の飲食店や個人経営の居酒屋が多く、
旬の野菜や好きなお惣菜を楽しめる環境です。さらに、同じように一人暮らしをしている仲間とのおしゃべりも日々の活力になっています。
家で食事を作らず、近くにコンビニがあることの利点
・買い物はコンビニでOK:最低限で済む
・自宅で調理しない:冷蔵庫も汚れず手間なし
・調味料不要:キッチンがすっきり、掃除も楽
・非常食は最低限だけ常備:レトルトで対応、ローリングストックが基本※
・日用品のストック最小限:近所で買える安心感
※ローリングストック:普段から食べ慣れた食品を多めに買い、賞味期限を意識しながら古いものから消費していく方法です。
外食が多くなると、人と会って話す機会が増え、気持ちも明るくなります。
火を使わないことで安心でき、冷蔵庫やキッチンの管理も楽に。
この暮らしを始めて、もう7年になります。
5. 実家の片づけ5ステップ
1. 現状の把握と目的の共有
2. ゾーンごとにエリア分け
3. 必要・不要の仕分け(本人と一緒に)
4. 安全性・使いやすさの改善
5. 維持・見守り体制の構築
1. 今の状態を一緒に見て、気持ちをそろえる
まずは、「どこが気になる?」「どうなったら嬉しい?」とお互いの思いを確認しましょう。写真を撮って「ビフォー・アフター」も意識すると、やる気がアップ!
2. エリアを分けて、ひとつずつ
いきなり全部は大変なので、「今日は押し入れだけ」「次はキッチンまわり」など、小さなエリアに分けましょう。ゲーム感覚で少しずつ進めるのがコツです。
3. 一緒に分ける「いる?いらない?」
モノを見ながら「これはまだ使う?」「思い出ある?」と会話しながら仕分けを。
家族の思い出話も出て、自然と笑顔になる時間に。これを目指しています!
4. 危なくない?使いやすい?をチェック
段差、すべりやすいマット、取りにくい棚などを見直して、安全・快適な環境へ。
手すりや照明の工夫で「もっと暮らしやすく」なります。
5. 片づけたあとの“見守り”も大事
定期的に「最近どう?」と声かけをしたり、季節の変わり目に一緒にチェックする習慣を。
ひとりで抱えず、家族みんなで支える形をつくっていきましょう。
小さな一歩が、安心と笑顔につながります。
無理せず、楽しく、少しずつ。
今日からできる実家の片づけ、ぜひこの5ステップから始めてみてください。
6. 実家の片づけで気をつけたい3つのポイント
▲注意が必要なのはこの3点
🌀感情的にならない
🌀無理に捨てさせない
🌀お互いに負担を感じたら、専門家のサポートも検討する
作業時間が長いと、親御さんには体力以上にメンタルのダメージが生じやすくなります。
片付けに自信あり、体力ありのポジティブエイジャーさん以外は2-3時間を目安に終了しましょう🎵
目に見えない疲労が後から押し寄せることもあるので、アフターフォローを忘れずに!

7. 実際の片づけビフォー・アフター紹介
Before

清潔で、楽なシンクにするコツ
①三角コーナーをやめる
②③ちょい置きをやめる
④不要なものは移動する→割りばしは使い捨て、グラスは毎日使うものだけ置く
他にも、台拭きや撮るの使用は控えペーパーを活用しましょう。清潔に保つための管理はとっても複雑で面倒になります。
After

片づけの3つのポイント
✅シンク周りは最小限に
✅よく使うコップは出しっぱなしでOK
✅ふきんは使わずペーパーを使用して衛生的に
8. 片付けコンサルとしてできるサポート
🌸 家族構成や暮らし方に合わせた個別提案
🌸 オンライン相談・現地訪問どちらも対応
人の数だけ、片付けの方法も違います。親子でも片付けに関して意見が合わないなんてよくあることです。片付けのプロがサポートすると、気持ちが楽に、想いを橋渡しできることもありますよ。大変な場所だけ利用するなんてこともOKですよ。全部あなたが背負い込まなくて大丈夫です!
\ お問い合わせ /
9.まとめ:実家の片づけ、どこから始める?
まずは毎日使う場所から始めよう
1.キッチン
2.クローゼット
3.リビング
親と揉めない片づけのコツ
🌸短い時間で少しずつスタート
🌸捨てることから始めない
🌸使いやすさを実感してもらう
「物を捨てる」は親世代にとって強いストレスです。
そこで大切なのは、“片付け”=“暮らしが楽になること”と伝える視点。
たとえば「この位置にコップがあると取りやすいね」といった、小さな快適さの共有が、親の心を動かします。
まずは“納得してもらえる変化”から始めることが成功の鍵になりますよ🎵
\ お問い合わせ /