日本ライフオーガナイザー協会では
毎年5月を「GO MONTH」とし
暮らしの最適化を推進しています。
それにあわせて全国のライフオーガナイザーたちが片づけたくなるチャリティ企画を次々と開催!ここ中部(愛知・岐阜・三重・静岡・長野)の企画は・・・
このふたつ!
「被災地支援プロジェクト」
「暮らしを楽しむプロジェクト」
「被災地支援プロジェクト」
→被災地への寄付という形で支援を行います
返礼品としてデジタル本
「ライフオーガナイザー18人 50通りの片づけ」
をお届け!
「暮らしを楽しむプロジェクト」
→中部各地のライフオーガナイザーが
セミナーやルームツアーなどを通してチャリティ活動を行います
どちらも詳細は順次お知らせしていきます!
最新情報は中部チャプターウェブサイトでご覧くださいね。
https://lifeorganizers-chubu.jimdofree.com/
#gomonth2025 #5月は暮らし最適化月間 #ライフオーガナイザー
実家の片づけ 何からはじめる?
実家の片づけ、そこには誰も教えてくれなかった「現実」があった…
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どこから手をつけていいか分からない──それが最大の落とし穴だった。
気づけば部屋はものであふれ、ただ見つめるしかない毎日。始めようとしても「どこから?」の迷いが、行動を止めていた。 -
「なんで勝手に捨てるんだ!」──親子の信頼が音を立てて崩れる瞬間。
善意で始めたはずの片付けが、まさかの親子ゲンカに発展。思い出の詰まった品々が、感情の爆弾となって爆発する。 -
時間がない…また中途半端なまま・・・帰る罪悪感。
せっかくの休日も数時間でタイムアップ。片づけは進まず、残るのは疲労と「また来なきゃ」というプレッシャーだけ。
\ 揉めない実家の片づけ30分無料相談 /
親と揉めずに進める!実家の片づけ成功の秘訣
私も、母の「洋服を整理」をして揉めたことがありました。
「もう着ないでしょ」
「サイズが合わないじゃない」
「私は着ないよ」
全部、否定的に声をかけて手放すようにしていました。
うんざりしない、親と揉めない片づけの成功の秘訣は、
1.短い時間で少しずつスタート
2.捨てるから始めない
3.使いやすさを実感してもらうこと
1.いま必要なものを、少しずつ選択していく
「捨てるから始めないこと」が大切です。
今のお気に入り、いつも手元に置いておきたい「もの」を残しましょう。
ポイントは「これはいる!」って親御さんが即答するものです。
2.使用頻度など分類基準を決めて収納しましょう
例えば「使用頻度」
・月に数回使うかな?
・季節に数回は使う
・年に1回くらい?など
カテゴリーごとの使用頻度など、親御さんがピンとくる価値判断で収納していきましょう。
3.どこに、何を収納したのか?
場所や「もの」をリスト化しておきましょう
これは子供世代の役目です。
親御さんにも分かるように、ちゃんと保管されていることを伝えましょう。

4.迷ってもよし!保留分として保管する
迷ってしまって、いつまでも判断できないのは時間がもったいない!
こんな時のために「保留ボックス」を用意しましょう。
「もの」にもよりますが、季節ごとやライフイベントの変化の時に見直していきましょう。
5.要らないものは、譲る、売る、手放すの方法を検討
要らないものを、そのままゴミとして捨てるのは、親御さん世代には難しいかもしれません。ものを持つことがステイタスだった時代を過ごしてきた、豊かな世代。
人に譲る(寄付)、売る(メルカリなど)、手放す(資源として回収)いくつもの方法があることや持っていることにコストがかかることをお話してはいかがでしょうか?
🏠 例えば、 スペースのコスト(家賃・収納)
例:「着ない服や読まない本を詰め込んだクローゼット」
→ 収納に空きがなく、新しく買った服をしまえず部屋に出しっぱなしに…。
結果、部屋が散らかってストレスが溜まる&収納家具を買い足す羽目に。
💡無駄な収納家具代や広い部屋の家賃がかかる
実家の片づけ 父のための快適な住環境作り
母が他界し、今まで家事をしたことがなかった父(当時76歳)
これからのおひとり様生活のことを考えると、心配で仕方がなかったので、私が毎週2回、1時間ほど離れた実家へ通い、暮らしの様子を見ることになりました。
親子で取り決めたことはこれだけ。
1.食事:家では作らない外食がよい、週末、私の家族と食事を一緒にしたい。
(父の希望)
2.洗濯:洗濯機の操作方法を覚えてもらい、3日に1回する。
3.掃除:父はしない。ほこりで死なないと言い張る。週末、私が掃除することに。
ものが少なくなり、家で食事をしないとこんなに片づけは楽なんだと実感しました。
稀なケースかもしれませんが父にとっての暮らしは快適です。
実家の周りにはランチ営業をしているお店が多く、夜になると個人経営の居酒屋など、顔なじみのお店で旬の野菜や食べたいものをお惣菜として楽しむことができます。
また、同じように一人暮らしをしている仲間もいて、気軽におしゃべりを楽しむこともできているようです。
家で食事を作らず、近くにコンビニがあることの利点
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買い物はコンビニだけで十分
→ 水、果物、パンなど最低限のもので済む -
野菜・肉・魚は自宅で調理しない
→ 冷蔵庫も汚れにくい。調理の手間がなく、キッチンを使う機会が減る。 -
調味料が不要
→ 冷蔵庫やキッチン周りがすっきりし、掃除も楽に。 -
非常食は最低限だけ常備
→ ラーメン、レトルトカレー、無洗米、漬物などで対応。 -
日用品のストックは最小限(各1つ)
→ トイレットペーパーや洗剤も、近くのコンビニやドラッグストアですぐ購入できるため在庫不要。
遺品整理から学んだ、実家の片づけの第一歩
反対に、多趣味で買い物やおしゃれが好きだった母。自然にものが多くなり、安かったり、手に入らないかもと言われるとまとめ買いをするタイプでした。
母の遺品整理を通して感じたこと
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「使えるもの」には限度がある
→ いくら「もの」があっても、実際に使う量には限りがある。 -
「いつか使う」は、ほとんど使われない
→ 取っておいても、その「いつか」はこなかった。 -
年齢とともに物忘れが増え、探し物が増える
→ 探すのが面倒になり、新しいものを買い足すことを選択。その結果、ものが増える悪循環に陥り、収納がパンクしてしまった。

家事初心者の父を助ける!キッチン片づけのコツ
片づけのコツを伝える前(Before)

清潔に、楽なシンクにするためのコツ!
1.三角コーナーをやめる
2.ちょい置きをやめる
3.不要なものは、移動する
4.割りばしは、使い捨てに、毎日使うグラスだけ置く
片づけのコツを伝えた後(After)

1.シンク周りに置くものは最小限に!
→洗剤は1本、スポンジは2個(シンク磨きを入れて3個)
2.よく使うコップは収納しなくてOK!
→洗う→乾かす→すぐ使えるで楽チン
3.ふきんは使わないことに!(ペーパーを使用)
→清潔に保つの面倒なことはやめる
片付けのプロが教える!
親の家をスムーズに片付ける方法
必要なものだけを取り出しやすい場所に置くことで、生活動線をスムーズになりストレスフリーな、楽な暮らしを維持できます。

実家の片づけ 何からはじめる?親と揉めない方法はこれ!まとめ
私は、母の遺品整理を通して「ものへの価値観」が大きく変わり、残された父が暮らしやすい楽な家づくりをサポートしています。幸い、父とは片づけで揉めたことはなく月に2~3日掃除に行き、しっかり話を聞くようにしていますよ。
まとめ:実家の片付けは、毎日使うところから始めましょう。
1.キッチン
2.クローゼット(服などの衣類)
3.リビング
親御さんと揉めない片づけの方法は、
1.短い時間で少しずつスタート
2.捨てるから始めない
3.使いやすさを実感してもらうこと